やはり、うちわ祭の一番の見どころは、何といっても巡行祭です。いわゆる、山車・屋台のパレード。モデルが、キャットウォークを歩く、そうお祭界のランウェイが巡行祭なのです。うちわ祭りのポスターは夜のシーンが多く、お祭も夜のお祭というイメージがありますが、元来お祭は昼間がメインなのです。

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さてさて、また話は脱線しますが、巡行祭ってどんなお祭なんでしょうか。巡行祭という呼び方は、熊谷特有なのかもしれません。祇園祭では、ただ山鉾巡行というだけで、「祭」の文字は使いません。神社の神事ではないからでしょう。熊谷の場合は・・・。途中、行宮によって宮司よりお払いを受け、幣束を給わるということで「祭」をつけたのかもしれませんが、あの行宮の行事は「幣束授与」と呼ばれ、巡行祭とはいいません。まぁ、細かいことはお祭を詰まらなくするので、巡行祭の見どころについて紹介しましょう。

巡行祭
巡行祭

巡行祭の見どころは、ずばり、山車・屋台、お祭関係者、囃子手などが良く見えることに尽きます。昼間ですから当たり前なのですが、山車・屋台の彫刻や金物の細工、幕の刺繍、人形の表情などを見るならヒルナンデス。お祭関係者の衣装やお祭美女を探すのも、やはり明るいときが一番です。写真も昼間のほうが撮りやすい。そんな巡行祭は、うちわ祭2日目、7月21日に行われます。

巡行祭の流れ

12:30 鎌倉町、仲町に山車・屋台集合(年番によって集合位置が若干変わります。彌生町が年番だと集合が彌生町になったりします。)
13:00 国道17号 交通規制解除
13:05 国道上の車両がなくなったことを確認して、巡行祭のスタート。国道17号を八木橋百貨店のところから、西(下り方面)に向かいます。このとき出発する山車・屋台は10基。(2012年・2014年は籠原本町(籠原夏祭りの町区)の屋台が加わる)
この巡行も、年によって変わることがあります。最近では、時間短縮のため2列巡行がほとんどですが、1基ずつ山車・屋台を見せたいことから、1列巡行となる場合もあります。このあたりは、その年の大総代の考えによって決められます。
出発のときは、山車の人形は出ていませんので、山車・屋台の写真を撮りたい方は、戻ってくるときを狙いましょう。
13:30 石原駅入り口交差点で、石原区・本石区と合流し12基となった巡行は国道17号を折り返し、東に向かいます。(上り方面)
14:00 巡行は、再び出発地点までもどり、さらに東に向かいます。八木橋を過ぎる頃、山車の人形を上げますので、シャッターチャンスです。
国道17号が特に賑わうのは、本石2丁目交差点から市役所入り口までの区間。この区間は露天商も多く、終日にぎわいます。八木橋から、中家堂までと思ってください。
14:20 巡行が、市役所入り口に差し掛かると、人形を収めます。ここには、歩道橋があって人形を下げないとぶつかってしまうのです。過去に、ぶつけた山車もいましたが・・・。歩道橋をくぐると、すぐに人形をあげてお祭広場に進入します。この交差点で、全ての山車・屋台を扇形に整列させ叩き合いを行うこともありますが、巡行の時間が、予定より遅れることもおおく、最近では見られなくなりました。(2014年も叩き合いを行わずに行宮に進入することが決まっています)
市役所入り口交差点から進路を南に変え、行宮に向かいます。行宮では、宮司より幣束を給わります。巡行祭の一番の見どころはここ。ファッションショーでいうと、ステージの一番先端で、モデルがターンを決めるのが、ここ。山車・屋台がぐるっと回転する様子は、ここが一番綺麗です。 さらに、山車・屋台の進入にあわせて、各町の紹介のアナウンスも流れます。
15:30 さて、幣束の授与が終わると、巡行は最終地点に向かいます。ここでは、12基の山車・屋台が向かい合って叩き合いを行います。      かなり込み合いますので、写真を撮りたい方は、注意してください。